学ぶ経営者は勝ち組になる
先日、地銀の支店長が来社された際、私は、地域の業種の状況を尋ねました。「どの業界が伸びていて、どの業界が・・・」との話の中、支店長は、「すべての業界で勝ち組・負け組が存在します」と応えてくれました。そして、「その要因は何ですか?」と質問すると「経営者が勉強している企業は強い」と確信を持った表情で言っていました。
IOTを考える経営者
最近、よく聞くIOTという言葉。モノをインターネットにつなぐということらしい。弊社はWeb制作業なので、当然考える、しかし地方の中小企業では、IT化もままならない。そこで、勝ち組と負け組のIT化を考えてみたが、弊社のクライアントにおいては、ほぼ勝ち組。負け組の経営者の基本はWebの力を理解していない。なんて点も私たちからは見えてきます。たとえそんな現状の中であるなら、IOTを開設したとしても馬の耳に・・・となります。
Web制作会社経営者のIOTを考え
そこで、私なりのIOTの考え方をお伝えすると、モノをインターネットに載せるということは、モノではなく、製品や商品を情報として考える。そして、製品や商品をサービスとして考えなければならない。そこに人間の視点やストーリーが関与する必要があります。つまり、製品や商品を「モノ」と捉えているとインターネットに載せても意味がありません。そこに、要するに「コト」を載せる必要がるのではないでしょうか?
今やIT業界にとどまらず、一般のビジネスシーンでも頻繁に耳にするようになった「IoT(Internet of Things)」。「モノのインターネット」という名の通り、世の中に存在するさまざまなモノがインターネットにつながり、膨大な量・範囲のデータが収集・分析され、ビジネスや社会全般に大きな革新をもたらすと期待されている。
社内のIT化から考える
IOTという名で考えると上記の解説のように複雑でわかりにくくなります。そこでご提案は、まず、社内の情報共有化から始める必要がある。例えば、顧客に商品リストのようなものをGoogleドライブで共有化する。Webだけではなく、様々な情報を顧客に見える化を促進したり、Googleカレンダーでスケジュールを共有した中で、新しい戦略を遂行するなど、費用はかけずに自社のITスキルを向上しながらIT化を推進して、その後にIOTの考え方で、次の戦略を立案する必要があるのではないでしょうか?
Googleのサービスを活用する
Google ドライブ・Google for workなど活用で、低価格で汎用性のあるシステムを簡単に構築できる時代となっております。そこで、弊社は、それを必要とする企業にGoogleのサービスを活用するサービスの検討を始めました。中小企業のIT部門の人材開発やこれらのサービスの使い方や運営をサポートする必要性がある時代ではないであると感じたからです。Web制作をしても社内の活性化がなければ、そのWebの成長も期待できません。つまり、IT化という名の上で、どう経営者が学び、IOTの時代のビジネスを送っていくかが、今後の企業経営のキーポイントになるのではないでしょうか?