SEO対策は重要ですが?
ただ、ホームページのアクセスを高めるための SEO対策を行っても、同時にCVR(コンバージョンレート・お問合せ資料請求のページに誘導する率と定義)を高めるためのホームページの改善をしなければ意味がありません。CVRを高めるためのキーワードは、ニッチなワードになってしまうケースも少なくありません。もちろん、重要なキーワードで検索順位が10位以下なら問題であるが、課題や問題解決策を探るために検索を利用するユーザに対しては、課題や問題解決策の問題の細分化も必要になります。
ニッチなキーワードとは、ユーザの抱える問題ではないか?
例えば、製造業なら「素材名 短納期 加工名」などの組み合わせによるキーワードとなります。つまり、ユーザの抱える問題や課題をキーワードにすることにより、PV(ページビュー)も少なくなるがCVRは高まります。つまり、単なるSEO対策であってもキーワードを間違えてしまえば、効果は期待できません。ユーザがどんなキーワードで検索するのが多いのかを知るよりも、切羽詰まったユーザが使うキーワードを探る方が最終的ビジネス効果に結びつきます。
組み合わせを変えてみるSEO対策
上記の例のように「素材名 短納期 加工名」なら、「小ロット」というキーワードを追加したり、「素材名 短納期 加工名」の順番を変えてみることもおすすめします。私たちが立案するのは、全て仮設であり、SEO対策の成功案を提示するのではなく、PDCAサイクルを活用して、SEO対策もCVR対策も行う必要があります。「とにかく改善」が成果を得る早道です。
SEO対策はCVR対策か?
結論的には、どちらも大切です。しかし、作業の手順としては、CVR対策が当然優先される事項です。何故ならば、CVRが高まれば、SEO対策やリスティング広告に費用を掛けることもできます。CVRが低いのにアクセスを増やしても問題は解決しないのではないでしょうか?CRVが高ければSEO対策は更にCVRを高める要素には、それほどならないのではないでしょうか?
まず、CVRを高めるためのフォームやユーザビリティの改善やテストが必要になります。