新築住宅建築も伸び悩み住宅リフォーム業に特化したけど
レッドオーシャンである新築木造住宅会社で年間受注高が限りなく「0」に近づいた時点で、住宅リーフォム工事に特化した住宅建築会社がありました。ただ、住宅会社や工務店さんは全くマーケティングを理解しようとせず何処の住宅会社も苦戦しているようです。そこでマーケティングコンサルティングからWeb制作、そしてオペレーションまでカバーする当社で市場の細分化、つまりセグメンテーションを提案しホームページを作成しました。
小さな事も掘り下げて
特化した市場は高年齢者向けリフォーム工事です。外部環境から言えば理にかなっています。新築住宅工事は子どもが小学生に入学する前に住宅を竣工することを目標にします。しかし、この層のターゲットや職人の減少で混沌とした状態です。マーケティングの規格通りにWebサイトでは、住宅リフォーム工事によるベネフィットにフォーカスしました。また、終の棲家的なリフォーム工事もアピールしました。減築やバリヤフリーもすべて画像で細部まで表示するようにしました。そして何よりも信頼という誠実性をアピールしました。
付加価値をどこまでアピールできるか?
SEO対策ではニッチなきワードに設定して、住宅会社ではなく、高齢者を親に持つ娘をペルソナとして設定しました。息子より親を機にする娘の存在が他のマーケティングで実施されていたからです。そして、アクセスよりコンバージョンを目標にしました。要するにお問合せの数と質です。アクセス数はあまり意味がありません。1ページで1受注を目指して作りました。
V字回復の兆しは?
Webサイトをリニューアルして1ヶ月も掛からずに成果は現れました。SNSとチラシのポステイングを行いイベントも終の棲家をテーマに講演会的なものを開催しました。その開催を待たずこの住宅会社のV字回復の兆しは現れました。
V字回復した住宅リフォーム業者の成功の要因
まだ、完全に成功したわけではありませんが、年間受注高はピーク時の80%程度まで回復したそうです。この要因は、何度も夜遅くまで住宅会社の経営者・営業担当・工事担当と議論を行ったことだと私は感じました。激論を行っていると「それ使える」と私は何度も言ってしまいましたが、なかなかここまでしないと良いコンテンツを掘り起こせないのだと気づきました。他社と同じようなことをしていて、他社より異結果を求めるのは理に反しています。私自身のこの状況でのホームページから沢山の受注相談は売っれしい限りです。